日本財団 図書館


2年目には合わせて22本の事業をやっているということなんですが、この中から特に芸術鑑賞事業の関係では、広域で主催やっているということになると、住民のかかわりですね、例えば、公演は鑑賞事業ですから、入場料なんかも恐らく取っているんじゃないかなと思うんですが、そういう部分での券の売り上げというんですか、どういうような状況で売っているのか。また、住民とのかかわりをお聞かせいただきたいなと思います。

 

○司会 
大変恐縮でございますが、1つずつお願いいたしたいと思いますので。

 

○泉 
広域圏でやっています。また財団法人ということで設立したわけですけれども、チケット料は幾らか安目に提供しているということです。入場料はもちろん取っております。

 

○田中 
売る人といいますか、そのスタッフはどういうような形で選んでやっていますか。

 

○泉 
チケットの販売の方法でございますか。先ほどお話ししたんですが、劇場に友の会という組織がございまして、専従、非常勤でその職員がチケット販売に当たっていますし、あるいはいろんな団体等を通じて販売するときもあります。

 

○田中 
朝日町の漢さん、これはマネージメントとちょっと関係ないかもしれないんですが、ホールの機械、そういったものの技術スタッフ、委託をしているということなんですが、臨時的に文化団体のサークルからこういうものを発表したいということで、突然業者にこういうのが入ったよというような形で、結構スタッフの方も全然考えないで急にぼんと仕事が入ってくることもあると思うんですがこの場合の委託料は、これは年間委託の中なのか、委託の契約の内容について、もしよろしかったらお話しいただきたい。

 

○漢 
委託につきましては旭川の業者にしておりまして、臨時的な委託でやっています。要するに、1回1人幾らと、現実には時間帯とかによって金額は違うんですが、総体の予算枠だけを持っている。予算額は年間500万ぐらい、ですからその予算で足りる範囲であれば、例えば1回単価を3万円とすれば、延べ百何十人委託の職員を招聘することができるということで対応しています。現実には突発的に出てくることも結構あります。日にちがないということもありますし、当初2人でいけると思っていたところを実際組んでみると、やはり4人は必要だとか、6人必要だとかということもありますけれども、それは予算の範囲内で許すことであれば積極的に出しています。よろしいでしょうか。

 

○田中 
最後に同じ朝日町さんに、今まで余りそういう施設もなかったということで、鑑賞事業だとか、そういったものをやっていなかった。急にこの施設ができて二十何本も毎年行われてきているということですが、住民の反応はいかがなものでしょうか。

 

○漢 
喜んでいただける方もいらっしゃいますし、その反対の方もいますし半々です。そ

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION